【2021年最新版】エコキュートの価格相場は?価格以外の選ぶポイントの最新情報をお伝え!
今回はエコキュートの価格に関する情報、エコキュートの選び方などについて解説していきます。
現時点でエコキュートに興味がある方も、「今の給湯器の寿命が近づいてきたらエコキュートに切り換えよう」とお考えの皆さまもぜひ最後までご覧ください。
目次
エコキュートは定価より大幅に安い価格で設置できます!
エコキュートには「メーカーの希望小売価格」があります。
この希望小売価格ですが100万円以上するものも少なくありません。
非常に高いですよね。
ですが、販売店はその価格の数割で製品を卸してもらって、そこに営業利益(人件費など)を上乗せして売っています。
そのため、一般の方々がエコキュートを買う場合は希望小売価格に比べて大幅に安い価格で入手することができます。
販売店や購入ルートによっても異なりますが、定価の半額以下の価格で買えることも珍しくありません。特に「インターネット販売」は価格が安くなる傾向にあります。
逆に価格が高くなりやすいのが「訪問販売業者」です。訪問スタッフなどの人件費をカバーする必要がありますから、どうしても価格が上がってしまうのですね。
今はエコキュートに限らず、いわゆる「悪徳訪問販売業者」というのは少なくなりましたが、たとえ優良な業者であっても金額が高い場合が多いです。
訪問販売業者からエコキュートの価格や性能などの情報を聞いても構いませんが、そのまま契約することは避け、他のインターネット販売業者などと比較検討することをおすすめします。
エコキュートは「本体価格」だけでは設置できない場合が多いです
エコキュートの価格に関して検討する上では、「エコキュートのそのものの価格」と「設置費用」の合計を確認する必要があります。
「エコキュートそのものの価格は安いものの、設置料金が高い」ということもあります。
ですから前もって見積もりをもらって、トータルで考えましょう。
ちなみに「エコキュートの設置料金」は15万円程度であることが多いです。
追加費用に注意
中には「本体価格を安く記載しておいて、配管工事などの追加料金を高めに請求する」という方針の業者も存在します。
ですから、とにかく「トータルの見積価格」を早い段階で出してもらうことが大事です。
心配であれば「追加料金はありますか?」などと聞いてしまうことをおすすめします。
エコキュートを選ぶときのポイント(価格以外)
もちろん同じようなスペックのエコキュートであればできる限り安い価格で買いたいところです。
ですが、どのエコキュートを設置するかを価格だけで決めるのはよくありません。
エコキュートは基本的に同じものを10~15年以上使いますから、「確かに安かったけれど、性能はいまいち……」という事になってしまっては目も当てられません。
そこでここからはエコキュートの価格を決定づけるポイントや、そのポイントによってどの程度の価格が変化するのかという事について解説していきます。
給湯器の性能
エコキュートには
・給湯専用タイプ
・セミオートタイプ
・フルオートタイプ
の3種類があります。
これらは純粋に「給湯器の性能」を決定づける違いですから、慎重に選ぶ必要があります。
給湯専用
「湯船にお湯を入れるときに、蛇口から落とし込む形式」のエコキュートです。
お湯を出すのも、ストップさせるのも手動で行います。
「昔ながらの給湯器を利用したい」という方におすすめのタイプです。
本体価格は安いですが、手動でお湯を出すぶん毎日の手間が多くなるので覚えておきましょう。
「使うのが面倒そうなのに、いまどき給湯専用エコキュートを注文する人なんているの?」と感じるかもしれません。
ですが、「シンプルイズベスト」的な需要が、エコキュートが世に出た当初から安定して維持されています。
セミオート
「自動湯張り機能が搭載されている形式」のエコキュートです。
湯船のお湯の温度が下がった場合には、「高温足し湯機能」によってカバーすることができます(むやみに高温足し湯機能を使いすぎるとお湯切れのリスクが上がるので気を付けましょう。必要なときだけ利用することを心がけるべきです)。
現在利用されている電気温水器に関しては、オートタイプの比率が高いです。
「追加の配管作業を行いたくない」などの事情がある場合は、こちらのエコキュートを設置することをおすすめします。
フルオート
「湯船へのお湯張り、浴槽のお湯の保温などを全部自動でできる形式」のエコキュートです。
湯船のお湯の追い焚きをすることも可能です。
現在はこのフルオートのエコキュートを設置する方が最も多いです。
また、「泡風呂機能つき」「各種省エネ機能つき」などのエコキュートもあります。
給湯性能によってエコキュートの価格はどれくらい変わる?
価格で言えば、高い順に「フルオート>セミオート>給湯専用」ですが、1ランクごとに1~2万円程度の価格差しかありません。
給湯専用から、セミオート・フルオートに移行するのであれば、「配管追加工事」をすることになります(外壁や浴槽に穴を作ります)。
ただ、「給湯専用→フルオート」への切り替えであっても、追加工事の価格は1~2万円ほどで済むケースが多いです。
したがって、「給湯性能による価格差は小さいので、あまり気にせずに好きなタイプのエコキュートを選ぶべきである」と言えます。
具体的に言うと、「フルオートタイプ(配管工事アリ)」と「給湯専用エコキュート」で比べても価格差が10万円以上になることはまずありません。
エコキュートのタンクの大きさによって価格はどの程度変わる?
「タンクにお湯をためる」のがエコキュートの特徴です。
エコキュートのタンクの大きさとしては以下の5種類が主流です。
・180リットル
・300リットル
・370リットル
・460リットル
・550リットル
タンクの大きさが違えば価格も変わります。
180リットル
ワンルームマンション、1~2人世帯向けです。
サイズは小さいのですが、
「生産数が少なめ」
「普通のエコキュートよりも納期が長くなりやすい」
「主な設置場所であるマンションでは追加工事が発生しやすい」
などの事情がありますから、実はそれほど価格が安いわけではありません。
300リットル
このサイズも大半が「マンション向けの特注品」であり、あまり価格が低くはありません。
機能制限がありますし、製品のラインナップもそれほどありませんから、そもそもニーズが高くないと言えます。
通常の一戸建てにエコキュートを設置する場合は、これよりも大きなサイズのものをチョイスするほうが低価格になるケースが多いです。
180リットル・300リットルのエコキュートには、やはり「マイナーっぽさ」がありますね。
370リットル
一戸建てに設置するのであれば、この370リットルのエコキュートが標準となります。
「タンクサイズ別の流通数」も最多ですから、先述の通り300リットルのエコキュートに比べて価格が安くなるケースがほとんどです。
「エコキュートの価格を調べる」という場合は、このサイズを基準に考えることをおすすめします。
460リットル
4~6人世帯向けのサイズです。
4人家族だと「370リットルでも大丈夫なの?460リットルにしないと足りないの?」という感じで迷うと思いますが、ゆとりをもってお湯を使いたいのであればこちらのサイズにすることを推奨します。
370リットルのエコキュートよりも価格が2~3万円程度高くなります。
550リットル
現状における最大サイズのエコキュートです。
550リットルのエコキュートはやや種類が少ないですね。
また、通常の「角型」よりもコンパクトな、「薄型」がありません。
各販売店もあまり在庫を多く持ってはいない傾向にあるため、納期がやや遅くなるケースが多いです。したがって、設置・交換をする場合は早めに動き出すことをおすすめします。
370リットルのエコキュートよりも価格が3~5万円程度高くなります。
タンクの形による価格差は?
・角型エコキュート
・薄型エコキュート
の2タイプがあります。
敷地が狭かったり住宅密集地だったりするケースでは、薄型しか置けない可能性があります。
角型エコキュートよりも薄型のほうが、価格が4~5万円ほど高くなります。
ちなみに「薄型エコキュート」は角型よりも後に世に出ました。
そのため、目安として10年以上前に「(薄型がなかったため)スペースの関係上、エコキュートの設置を諦めた」という場合は、薄型が存在している現在であればエコキュートの設置できる可能性があります。
エコキュートを導入したい方は今一度検討してみてはいかがでしょうか。
「寒冷地仕様」にすると価格が高くなる
冬場に気温が下がると、配管内部の水が凍ってしまって配管が壊れる恐れがあります。
該当するエリアでは「寒冷地仕様」のエコキュートを置かなければなりません。
通常のエコキュートよりも2万円程度価格が上がります。
ただ、気温がマイナス10度を下回らない限りは基本的に通常使用で問題ありません。
寒冷地仕様のエコキュートが必要になる地域はあまり多くないと言えるでしょう。
ちなみに「気温が高い地域に関してはどうか?」というと、特別な仕様のエコキュートはこれといって必要ありません(開発もされていません)
「塩害対策仕様」でも価格が高くなる
「海が近いエリア」の住宅に設置するのであれば、「塩害仕様」のエコキュートを置くことをおすすめします。
「防サビ処理」がされたエコキュートであり、通常のものよりも1~2万円くらい価格が高くなります。
目安として「海から1キロ圏内」に設置するのであれば検討しましょう。
エコキュートのメーカーによる価格差はある?
メーカーによる機能差や特徴もありますが、
「同じくらいのスペックのエコキュート」で価格を比べてみると、
高い順に
・パナソニック/コロナ
・ダイキン/日立/三菱/それ以外のメーカー
・東芝
となる傾向にあります。
コロナやパナソニックなど「住宅メーカーが選びやすいメーカー」のエコキュートについては価格が高くなりやすいです。
同じくらいのスペックで比べても5~10万円程度は違ってきますから、特別な理由がない限りはあまりおすすめしません。
逆に東芝は明らかに安いですから、「できるだけ価格が安いエコキュートを使いたい」といいう方におすすめします。
また、そういったご希望がなくても「あえて価格が高いメーカーのエコキュートを設置する理由(スペックなど)」がない場合も東芝の製品をご案内することが多いです。
「同ランク帯での価格差」に関しては、「どのメーカーに特化した販売店なのか」によって変わります。例えば「三菱に特化しているけれど、日立には弱い」というのであれば、日立がやや高くなって、三菱が安くなる傾向にあります。
エコキュートの導入価格は高め!それでも設置するとお得になりやすい理由は?
エコキュートの導入価格は40~50万円くらいです。
しかもこれは一番低コストで設置できるインターネット通販を介した場合の価格ですから、他のルートで購入するともっと高くなってしまいます。
一方、ガス給湯器であればフルオートタイプであっても20万円程度で交換可能であるケースが多いです。
ですが、「総合的なコスト」で考えるとエコキュートのほうが低くなるご家庭が多いです。その理由はどこにあるのでしょうか?
理由1:光熱費を削減できる可能性が高い
都市ガス・プロパンガスのどちらを使っているとしても、エコキュートに切り換えたほうが「トータルの光熱費」が安くなるご家庭が多いです。
「エコキュートで発生する電気代」は従来の電気温水器の3~4割程度ですから、ランニングコストが大幅に下がるということですね。
場合によってはエコキュートに切り換えるだけでトータルの光熱費が月々5000円以上下がることもあります。
ただし、普段のガスの使い方や、設置後のエコキュートの利用スタイルによっては、「エコキュートに切り換えることでかえってトータルの光熱費が上がる」という事もあり得ます。
この辺りのことは業者に相談するなどして確認し、必要に応じて光熱費シミュレーション(光熱費がどう変化するのかの予想)もしてもらいましょう。
ただもちろん、「エコキュートに切り換えることで光熱費が上がってしまいそうだけれど、給湯器として便利そうなので移行する」という考え方もあります。
理由2:エコキュートのほうが長く使える傾向にある
ガス給湯器に比べるとエコキュートのほうが、寿命も長くなる傾向にあります。
具体的には「同時期に同スペックのガス給湯器とエコキュートを設置した」とすると、エコキュートのほうが1.5倍ほど長持ちする傾向にあります。
つまり、「エコキュートを交換して使い続けたほうが、トータルの交換費用は安くなる」ということですね。
また、「給湯器の交換工事」そのものはほとんど全て業者に任せることができますが、「業者の手配」「価格の比較検討」などは依頼者が行うしかありません。
それらの作業は結構面倒ですから、その機会が少なくなるのもメリットの一つであると言えるのではないでしょうか。
エコキュートを高いコストパフォーマンスで使っていくための注意点
先ほどもお伝えしましたが、エコキュートの導入価格そのものは決して安くはありません。
ですから、色々と気を付けて「高いコストパフォーマンスで使っていく」という視点が必要です。
そうすれば、比較的早い段階で元を取ることができますよ。
注意点1:料金プランの変更をする
エコキュートを置く場合は、原則として「深夜電力の価格が下がるプラン」に切り替えることになります。そして、「電気料金が安い深夜帯にお湯を作って、光熱費を下げる」というのがエコキュートを使う上での基本方針となります。
ただ、この「料金プラン変更手続き」は設置業者が代行してくれることが多いです。
ただし、代行作業料金が有料の業者もあるので気を付けましょう。
また、新電力を使っているご家庭では、ご本人が変更手続きをしなくてはならないケースもあります。
注意点2:お湯切れを発生させないようにする
「タンク内にためたお湯を利用する」というのがエコキュートの特徴です。
そのためタンク内のお湯が空になってしまえば、当然お湯が使えなくなります。
もちろんお湯を沸かし直せば、またお湯を利用できるようになります。
ですが、「深夜電力の価格が下がるプラン」にしている場合は、日中の電気料金がやや高くなりますから、深夜帯以外に頻繁にお湯を作っているようだと、トータルの光熱費が高くなってしまいます。
ですから、エコキュートを利用する場合は「極力お湯切れを起こさせない」ということを意識しましょう。
そのためにも極端なお湯の無駄遣いを避ける必要があります。
また、「エコキュートのタンクのサイズで迷ったら、大きいほうにしておく」という事をおすすめします。タンクのサイズが大きいと価格がやや高くなりますが、それでも「お湯切れが多くなって光熱費が上がる」よりは良いはずです。
注意点3:入浴剤は気をつけて使う
エコキュートを含め「追い焚き機能が搭載されている給湯器」の場合、全ての入浴剤を気兼ねなく使えるわけではありません(詳しくは後述)。
相性の悪い入浴剤を入れてしまうと、機器や配管が壊れたり、配管の内部で雑菌が殖えやすくなったりする恐れがあります。
すると、エコキュートの寿命が短くなって、結果的にコストパフォーマンスが悪くなるかもしれません。
入浴剤にこだわりがある方は設置業者にきちんと相談したり、追い焚き機能が搭載されていない「給湯専用エコキュート」か「セミオートタイプのエコキュート」を使ったりすることをおすすめします。
注意点4:長期不在時はエコキュートの電源をオフにする
お湯を全く使わないとしても「夜間にお湯を沸かす→時間が経ってお湯の温度が下がる→夜間にお湯を沸かす……」というサイクルが繰り返されます。
したがって、長期間家を空けるときはエコキュートの電源をオフにしておきましょう。
タンク本体に電源がついているので比較的分かりやすいはずです。
ちなみに、「不在モード」が搭載されているエコキュートもあり、2週間くらいまで設定することが可能です。
3日程度家を空けるだけであれば、設定を変えるだけでも問題ありません。
「エコキュートで発生する電気料金」がもともと安いですから、率直に言って「数日無駄に稼働させる」くらいでは大した損にはなりません。
ですが、電源をオフにするだけであり簡単ですから、必ず処置しておきましょう。
また、以下のことにも注意してください。
・冬場に長期的に留守にする場合はエコキュートのお湯を抜く(凍結防止)
→ヒートポンプ、貯湯タンクの両方の水を抜いておきましょう
・1か月以上放置した場合はお湯が特に不衛生になる
→そもそも「エコキュートから出たお湯を直接飲む」ことは推奨されていませんが、長期的に放置していたのであれば特に気を付けてください。
エコキュートを利用する場合に入れてはいけない入浴剤は?
入浴剤の話題が出ましたので、もう少し詳しく解説していきます。
「エコキュートそのものの導入価格は高いので、できる限り寿命を延ばす」ためにも、気をつけて入浴剤を使いましょう。
避けたほうがいい入浴剤のタイプ
メーカーが「エコキュートを使うなら、このタイプの入浴剤は避けるべきですよ!」といくつか公表しています。
にごり湯(乳白色)系の入浴剤
「炭酸カルシウム」という成分によってお湯を濁らせます。
この炭酸カルシウムが含まれる入浴剤の利用を継続していると、石灰成分が配管に蓄積していき、配管が詰まりやすくなってしまう恐れがあります。
温泉成分(硫黄)系の入浴剤
温泉などが含有している「硫黄」は、ポンプや配管のパーツのサビ・腐食の引き金になるので避けるべきです。
また、塩分(バスソルト等)がたくさん入っている入浴剤もサビのリスクを上げますから、使わないことをおすすめします。
「塩害対策仕様エコキュート」も存在するくらいですし、塩分濃度が高い入浴剤は避けたほうが無難であるということですね。
固形物質の入った入浴剤
「菖蒲」や「ゆず」などの固形物質が入った入浴剤も避けることをおすすめします。
なんといっても「固形」ですからね。配管を詰まらせてしまってもおかしくありません。
また、実践する人はほとんどいないと思いますが、「いくつかの入浴剤をミックスして使う」というのもNGです。
「使用OK」の入浴剤を使う場合でも適切なメンテナンスをしましょう
あとはエコキュートの各メーカーが「この入浴剤は避けてください」と個別に注意喚起をしていますので、気になる方はメーカーのサイトを見たり問い合わせをしたりしてみてください。
また、「エコキュートでの使用OKな入浴剤」であっても、利用したのであれば、配管の洗浄機能を使って、入浴剤が残存しないように気を付けてください。
最近は「湯船の栓を抜くだけで、水流の力などで配管をキレイにしてくれるエコキュート」もありますから、入浴剤を使ってお風呂に入りたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
この機能がついているからといって、価格が大幅に高くなることはありません。
それから、洗浄剤などを利用して配管の洗浄をするのもおすすめです(数か月に1回でOK)。
そして、湯船の中のフィルターを外して、歯ブラシなどを用いて掃除をするのもいいでしょう(こちらは1か月に1回くらい)
価格と合わせてチェックしたいエコキュートの「保証期間」について
エコキュートは大手メーカーが製造しているとはいえ家電製品ですから、「初期不良品」もないわけではありません。
ですが、今流通している全エコキュートには保証期間があります。
そして、大手メーカーが手掛けているだけあって保証制度・内容はきちんとしています。
ちなみに「保証を外していいので、価格を安くしてください」というのは基本的に通用しません。
メーカーによって「本体の保証期間」は違います
メーカーによって「エコキュート本体の保証期間」は異なります。
まず、大抵のメーカーは保証期間を「設置完了から1年間」と定めています。
三菱は少し長めで2年間、そして東芝が最長の5年間となっています。
東芝はそもそもの「エコキュートの本体価格」が安く、保証期間も長いですから、かなりのお得感がありますね。
エコキュートのパーツによって保証期間は違う
また、エコキュートの保証期間は「パーツ」によっても異なります。
繰り返しになりますが、エコキュート本体の保証期間は多くのメーカーで1年です。
具体的に言うと「リモコン」や「内部の電子パーツの配線」や「タンク本体をコントロールする基盤」などが「本体」に分類されます。
これらの部分には「エコキュートそのものの寿命が近づいてから」、もしくは「初期不良」で問題が発生する可能性が高いですから、1年程度の保証期間でも十分であると言えます。
では、「本体とは違う保証年数が設定されているパーツ」を紹介していきます。
タンク
「タンクそのもの」の保証年数は5年間であることが多いです。
近年のエコキュートのタンクはほぼステンレスであり、腐食やサビへの抵抗性に優れています。
したがって、「タンクがサビで酷い状態になった」「タンクそのものに穴ができた」などの理由で交換が必要になることはほとんどあり得ません。
つまり、「タンク自体がどうにかなってしまう可能性は非常に低い」ということですね。
ヒートポンプユニット(冷媒装置)
ヒートポンプユニットが空気熱を集めてお湯を作ってくれます。
多くのメーカーが保証年数を3年間としていますが、東芝に限っては5年間となっています。先ほどもお伝えしましたが、東芝はエコキュートの価格が安く、保証年数も長いですからお得ですね。
ヒートポンプユニットはエコキュートにおける最も大事な部分です。
「エコキュートの故障」ということ、この場所が壊れる比率が一番高いです。
エコキュートの延長保証について|延長保証価格は?
エコキュートを買ったときについているデフォルトの保証期間は1年間~5年間程度ということでしたね。
ですが、買ってから延長保証の契約を結ぶことで、保証期間を10年まで延ばすことが可能です。
基本的に延長保証は有料です。
ただし、「延長保証価格」は3万円くらいですから、それで保証期間を大幅に延長させることができると考えれば決して高くないと思います。
ですが、メーカーの延長保証に関しては「設置工事から2~3か月くらい」が加入可能期間となるので気を付けましょう。
「数年後にエコキュートの挙動がおかしくなってきたから、慌てて保証期間を延長する」ということができないようにするために、延長保証の加入可能期間を短めに設定しているということですね。
延長したいのであれば早めに契約しておくことをおすすめします。
本当に延長保証の契約をする必要があるの?
「3万円(くらい)を払ってまで延長保証契約を結ぶ価値があるの?」と感じる方も多いはずです。
まず、エコキュートは家電ですから、やはりいわゆる「ハズレ」を引いてしまう可能性がゼロではありません。
そして「10年以上ほとんどトラブルなく継続利用できる」という「アタリ」のエコキュートもあれば、比較的早い段階から繰り返し故障が起きてしまう個体もあるわけです。
ここで問題となるのは「修理価格」ですが、1回につき最低でも3~5万円はかかると思ってください。さらに場所によっては修理価格が10万円を超えてくる場合もあります。
つまり、「10年のうち1~2回でも故障が発生するだけでも、延長保証価格をオーバーする」ということになります。
そう考えれば、延長保証価格の3万円という金額は決して高くはないのではないでしょうか。
ちょんまげくんなら「商品保証10年間&工事保証10年間」が無料!
そして現在、ちょんまげくんは「商品保証」と「工事保証」をそれぞれ10年間お付けしています。しかもこの保証価格は無料です。
この10年間保証をご利用いただくのであれば、基本的に「メーカーの延長保証」は不要なのではないかと思います。
「エコキュートの設置価格+基礎工事費」だけで言えば、ちょんまげくんよりも安い業者もあるかもしれません。
ですが、ちょんまげくんは
・基礎工事
・配管工事
・電気工事
・本体設置工事
・給湯器処分費
・出張交通費
・10年間保証費
などをコミコミでホームページに表記しておりますので、
「トータルのコストパフォーマンス」で考えれば、ちょんまげくんよりも優れている業者はそうそうないものの自負しております。
エコキュートの価格のまとめ
今回はエコキュートの価格に関しての情報をまとめていきました。
給湯器のサイズやタイプによっても値段が様々です。ご家庭での給湯器のご利用状況によっても最適なエコキュートも変わってきます。
エコキュートの買い替えにお悩みの場合はぜひちょんまげくんにご相談下さい。
下のバナーをクリックすることで、問い合わせページに直接アクセス出来ます。